西宮、神戸、大阪、尼崎、宝塚、三田、東大阪、明石を拠点とする岡田 ひさし税理士事務所です。経営者の相談室

ご相談・お問い合わせはこちらから

社長の会計講座 ①決算書入門 [西宮 税理士 岡田ひさし]

Date:2015/06/18 カテゴリ:個人事業主

こんにちは

西宮の社長の相談役

税理士の岡田ひさしです。

 

きょうは、

事業を行っていくうえで

最低限必要な会計の基本である

「複式簿記による決算書の作成」

についてお話しします。

 

複式簿記の概念が判っていると

決算書の構造がわかり、

理解が早くなります。

 

多少、乱暴な説明ですが、

ザックリ判ればOKです。

 

では始めます。

 

なぜ「複式簿記」と言うのか?

これは次回以降でお話ししたいと思います。

 

会計では権利、義務などが

変動する経済活動を取引と言います。

 

この取引が発生すると

2つ以上の事象に関連付けて

帳簿を付けます。

 

例えば

 

1,000円で商品を売上げて

現金を受け取った場合、

 

商品を売上げたという事象と

 

現金が入ったという事象を

 

認識します。

 

また、

事象ごとに名前が付いています。

 

これを

「勘定科目」と言います。

 

現金、売掛金、仕入、売上・・・等々です。

 

この勘定科目は

その性質ごとに

 

「資産」「負債」「資本」「収益」「費用」の

 

それぞれ5つに分類されます。

 

資産:現金、預金、売掛金、建物、有価証券・・・

負債:買掛金、未払金、借入金・・・

資本:資本金・・・

収益:売上、雑収入・・・

費用:仕入、給与、通信費、光熱費、支払利息・・・

 

といった具合です。

 

各勘定科目の所属はそれぞれ決まっています。

 

では具体的に取引発生から

決算書までの流れをご説明します。

 

まず以下の取引があったとします。

 

商品を1,000円で売上げ

現金400円を受け取り、

残り600円はツケにした。

 

この取引について以下の伝票を作成します。

 

売掛金600円/売上1,000円

現 金400円/

 

一つの伝票に事象ごとに

科目と金額を書きます。

 

何を右に書くか、

または、左に書くかは

会計上のお約束があります。

 

ですが、

今回は気にせず、

「会計上のお約束に従って

左右に事象を記入するんだな」

と思ってください。

 

ポイントは一つの伝票の

左右の合計は同額になる

ということです。

 

鏡の裏表のように

一つの取引(金額)を

2つ以上の事象にわけているからです。

 

この伝票を時系列に

縦にならべて記入した帳簿があります。

これを仕訳帳と言います。

 

伝票の一覧表と思ってください。

 

当然、左右の合計は同じです。

 

この仕訳帳から、

同じ勘定科目ごとに左右そのままに抜き出し記帳します。

 

この場合、

勘定科目それぞれに左右の合計は違ってきます。

 

それぞれの科目の性質に応じて、

左や右が増加や減少になります。

 

この帳簿には、あらかじめ

前期からの繰り越し金額が記載されています。

 

結果的に、

その勘定科目の現在の残高が出てきます。

 

この科目ごとの帳簿を

勘定元帳と言います。

 

勘定元帳の科目ごとの

残高を一覧表にすると

 

現金○○円/買掛金○○円

預金○○円/資本金○○円

仕入○○円/売上○○円

光熱費○○円/

 

と言うように

各科目が左右に分かれて縦に並びます。

 

当然、科目残高の

左右の総合計は一致します。

 

これが

残高試算表です。

 

この残高試算表を

 

資産/負債

/資本

 

の集まりと

 

費用/収益

 

に分けます。

 

ここで、分けたことによって

左右の合計が一致しなくなります。

 

この一致しない差額は

みなさんご存知の

「利益」

です。

 

「利益」は
資産・負債・資本の差額であり、
収益・費用の差額でもあります。

 

その差額を
それぞれに加えることによって
左右の合計をそれぞれ一致させます。

 

上記の資産・負債・資本の集計表を

貸借対照表

 

収益・費用の集計表を

損益計算書

 

と言います。

 

この2つが決算書の主要な部分となります。

 

※決算書には、その他

株主資本等変動計算書と注記が付きます。

 

以上、

決算書ができるまでを解説いたしました。

 

以上のことから

目標金額を決めるにあたって

一つの勘定科目の金額が変わると

別の1つ以上の勘定科目にも

影響があることがわかります。

 

まずは、

決算書全体を

大きくみる習慣をつけましょう。

 

PS

もし、税金等でお悩みの方がいらっしゃいましたら

いつでもご相談ください。

0798-34-4168

お待ちしています!


メールマガジン購読お申し込み

お名前
メールアドレス